今週の日曜日の14時から、4月8日に生まれた
ブチハイエナの赤ちゃんのお披露目のイベントがありました。放飼場前にできた人垣を警戒してか、母親の「キラ」が寝部屋から出たり入ったり。辺りの匂いを嗅ぎまわって安全を確認。寝部屋の入口に立った母親の足の間から赤ちゃんが顔を出したのは、イベント終了後かなり経った後でした。
しかし、一度放飼場出てしまうと、もう怖いものなしのようで、結構活発に歩き回ります。2007年に生まれた子ども(「セレン」と「レイ」)よりも面長な顔立ちで、身体も少し大きいような感じもします。
母親の
「キラ」と赤ちゃん。双子で生まれたのですが、5月7日に、母親に噛まれて1頭が死亡したとのこと。残った1頭。元気に育ってほしいですね。
「キラ」は最初は赤ちゃんの側にいましたが、安全を確認した後は放飼場に寝そべったりして、赤ちゃんを自由に動き回らせているという感じです。
現在、赤ちゃんの名前を募集中です。担当者が考えた名前の候補6つのうちから1つを選んで投票用紙にマークをつけ、ツキノワグマ舎の側に設置された投票箱に投入します。(投票は6月30日まで)
名前の候補は、①「ンゴロンゴロ」(ハイエナが生息する、世界遺産にもなった保護地域の地名)、②「フィシ」(スワヒリ語でハイエナの意)、③「オルネゴジネ」(マサイの言葉でハイエナを意味)、④「ムビラ」(アフリカに広く伝わる民族楽器)、⑤「ブブゼラ」(最近有名になった南アフリカの楽器)、⑥「マディバ」(南アフリカ共和国の元大統領、ネルソン・マンデラ氏の愛称)の6つ。
いずれもアフリカを連想させる名前ですが、私は呼びやすそうな名前に投票しました。よい名前に決まるといいですね。
なお、赤ちゃんの展示時間は午前中の予定のようです。(体調や天候によっては変更もありえますが…。)
<追記>7月9日に名前が決まりました。
赤ちゃんの名前は
「ブブゼラ」です。
この楽器、今回のワールドカップで随分有名になりましたからね。
呼びやすそうな名前でホッとしました。