ムフロン舎の3つの放飼場のうち一番左側にある(園の入口から遠い)放飼場には3頭のオスのムフロンが暮らしています。一番年長で身体が大きな
「ヒロト」くん。
「ダノ」くん(2009年3月6日生まれ)。(この写真では見えませんが左耳に橙色のタグをつけています。)
そして、一番年少の
「テト」くん(2012年3月13日生まれ)。(左側にいるのは「ダノ」です。)
完全に成長したほとんどのオスには、背中にサドル状の白い模様が見られます。また、首の下に真っ黒い毛が生えてきます。いいですね~が「ヒロト」。もうちょいが「ダノ」。そして、まだまだが「テト」です。
秋はムフロンの繁殖の季節。オス同士で力較べをして、一番強いオスがメスのムフロンとペアリング。秋から冬にかけてメスと一緒に暮らします。一昨年の秋にペアリングを行ったのは「ヒロト」でした。今年の力較べの結果はわかりませんが、11月に入ってから「ダノ」がオスの放飼場から姿を消しました。そして、しきりに中央にある非公開の放飼場を覗き込んで落ち着かない様子の「ヒロト」(左)と「テト」(右)。
隙間から中央の放飼場を覗き込むと、案の定、左耳に橙色のタグをつけたオスのムフロンの姿が見えました。この放飼場の中には、複数のメスのムフロンもいるようです。もしかしたら、今年は「ダノ」がメスのムフロンのペアリングの相手に選ばれたのかもしれませんね。
贔屓にしている「テト」は身体つきが華奢であり、左前足の関節部を負傷(病気?)していることもあってか、「ヒロト」たちには力負けしているようです。まだまだですね~。しかし、オスのムフロンの性成熟の年齢は4歳頃とされていますので、既にこの年齢に達しています。来年に期待したいですね。
人気ブログランキングへ人気ブログランキングに参加しています。いつも応援していただきありがとうございます。☝のバナーをクリック。本日もよろしくお願いします。