2007年4月5日に大宮公園小動物園(さいたま市)で生まれたブチハイエナの双子の兄弟。
「セレン」は今年の3月16日に日本平動物園(静岡市)に、
「レイ」は6月8日に池田動物園(岡山市)に、それぞれ旅立って行きました。
「セレン」は、日本平動物園で兄の「ツキ」と暮らしています。(ただし、「ツキ」は8月から足の傷の化膿により、動物病院に入院しているとのことで、放飼場に出ているのは「セレン」のみです。)「セレン」は、大宮公園小動物園でも暫く放飼場に出ていなかったので、本当に久しぶり。額に傷を作っているところは、父親の「ホシ」そっくりでご愛嬌(?)ですが、背中の傷は「ツキ」との遊びが過ぎたせいなのか、ちょっと痛々しい感じです。しかし、あのハイエナ独特の走法で早駆けしたり歩き廻ったり、とても元気そうな様子で、この日は1時間半くらい動き回って、タフネスぶりを発揮していました。
一方、池田動物園の「レイ」は、一頭で暮らしているせいか、顔に傷ひとつなく毛並みも綺麗です。「セレン」に較べて顔立ちが大人びており身体も大きくなったような感じがしましたが、放飼場が狭いためそのように感じられたのかも知れません。「レイ」も金網際に良く出てきて、大宮公園小動物園にいた頃に増して愛嬌がある様子でした。(撮影条件が厳しく、顔のアップばかりですみません。)
ブチハイエナは、国内では、前記の3つの動物園と天王寺動物園(大阪市)でしか飼育されていません。珍しいためか、活発に動き回るせいか、クリクリした丸い眼が可愛らしいためか、「セレン」も「レイ」も引越し先の両動物園で人気があるらしい…そのように感じられたのが嬉しかったですね。
<追記>「レイ」は、2012年5月31日現在、天王寺動物園で暮らしています。なお、ブチハイエナは、現在、円山動物園(札幌市)でも飼育されています。
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