「草原の掃除屋」という異名を持つ地上性の肉食のサイチョウである
ミナミジサイチョウ。
餌の取り合いをしているように見えるミナミジサイチョウの成鳥と目の周りと喉袋がまだ白っぽい色をした若鳥。
尖った大きな嘴、全身黒づくめの羽毛、そして目の周りと喉袋が毒々しい鮮紅色をしているため、喧嘩をしているように見えますが、
生まれた子どもたちは一定期間、親鳥と一緒に暮らして、自分より後から生まれたヒナがいると、親鳥と同様にエサをヒナへ運ぶという習性があるということですから、案外、年上の鳥たちが若鳥の世話をしているところなのかもしれません。
マスカラを塗ったような長いまつげが魅力的な「超肉食系」の美貌の鳥です。
「花と鳥の丘」にあるミナミジサイチョウの展示場の反対側にあるサイチョウの展示場では、7月17日にヒナが巣立ったそうです。サイチョウの飼育下での繁殖の事例は多くありませんが、こども動物自然公園では、平成27年度に国内で11年ぶりに繁殖に成功して以来、3年間連続して繁殖に成功しているそうです。この日は、残念ながらサイチョウが展示場に出ている姿を見ることができませんでしたので、上の写真は、サイチョウの仲間・
カンムリコサイチョウです。
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