本日の写真は、10月上旬のユキヒョウの「ミミ」母さんと息子の「フク」ちゃんの狩りの訓練の様子です。お母さんの後ろから走ってきて飛び掛かろうとする「フク」。お母さんは既に「フク」の攻撃に気がついているようです。
「フク」が大きくなってきて体重が増えたからなのか、飛び掛かる勢いが強くなってきたからなのか、お母さんは地面に潰れてしまい、「フク」はお母さんの背中の上を滑るようにして手前の方に出てきてしまいました。
これまでであれば訓練はこれで終了なのですが、「フク」は振り返りざまにお母さんに飛び掛かろうとします。お母さんはそれを予期していたのか、飛び上って「フク」の攻撃を回避します(左前足で「フク」に反撃しようとしているのかもしれません)。
しかし、まだ終わりません。「フク」は地面に着地したお母さんに飛び掛かります。飛んで逃げる「ミミ」母さんと飛んで追いかける「フク」。
この日は、このように2度3度続けてお母さんに攻撃を加えることが数回あったようです。「フク」は、これまでのユキヒョウっ子たちと較べると「狩りの訓練が下手」という評判もあるようですが、訓練を重ねて次第に狩りの腕前が上達してきているように思えました。
「フク」はジャンプを苦手しているような感じがしていましたが、(もう小さな子どもではないので、当然といえるかもしれませんが…)これもうまくなってきているようです。お母さんがいる岩場の頂上からジャンプする「フク」。空中で四肢を広げて、無事に地面に着地しました。
岩場の側を通りかかるお母さんをめがけて、岩場の上から飛び降りる「フク」。これだけの落差があると、お母さんがケガをする恐れがあると思ったからなのでしょうか、「フク」はお母さんの背中の上ではなく、すぐ横の地面の上に着地したようでした。
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