加茂水族館(山形県鶴岡市)に飼育・展示されている刺胞動物門(ミズクラゲ科、オキクラゲ科及び根口クラゲ目を除く)のクラゲたち
ユウレイクラゲ(刺胞動物門鉢虫綱旗口クラゲ目ユウレイクラゲ科)。
中国や日本の海岸付近など太平洋北部に分布。傘系は20~30cmのものが多いが、ときに50cmに達するものもいる。毒の強さ:強。
キタユウレイクラゲ(刺胞動物門鉢虫綱旗口クラゲ目ユウレイクラゲ科)。
北極海に分布するクラゲとして有名であるが、日本では三陸以北の本州と北海道の沿岸に生息している。世界最大級のクラゲで、通常は傘径が40~70cmくらいであるが、傘径が2.3mで触手の長さが37mの個体が観察されたことがある。

傘の縁には16個の切れ込みがり、そのうちの8個が深いため、傘を開いたときにはコスモスの花びらのような形になる。毒の強さ:最強。
サムクラゲ(刺胞動物門鉢虫綱旗口クラゲ目サムクラゲ科)。
北太平洋の冷帯海域に生息し、日本では北海道の海で見ることができる。傘径は最大で60cm。成熟すると、傘の中央部が膨らんでオレンジ色に染まり目玉焼きのように見えることから、英語では「egg yolk jelly(卵黄クラゲ)」と呼ばれる。毒の強さ:強。
ハブクラゲ(刺胞動物門箱虫綱ハブクラゲ目ハブクラゲ科)。
沖縄や奄美の海域に5月~10月に発生する熱帯性のクラゲ。傘高は10~15cm、傘の四隅から7~8本づつの強力な刺胞毒をもった触手が伸びている。毒性が非常に強く、沖縄県では毎年刺傷被害が出ていて、重症の場合は呼吸困難や心肺停止を引き起こすことがある。毒の強さ:猛毒。
アンドンクラゲ(刺胞動物門箱虫綱立方クラゲ目アンドンクラゲ科)。
日本沿岸に広く生息する暖海性のクラゲ。3~4cmほどの立方体の傘に4本の触手をたなびかせて泳ぐ姿は、行灯を思わせる。ハブクラゲのような人を死に至らしめるような猛毒はもっていないが、刺胞には強い毒があり、カツオノエボシと共に「電気クラゲ」と呼ばれている。透明な体色していて見えにくいので注意が必要。毒の強さ:猛毒。
オワンクラゲ(刺胞動物門ヒドロ虫綱軟クラゲ目オワンクラゲ科)。
日本各地の沿岸で見られる。2008年に下村脩先生がノーベル賞を受賞して話題になったクラゲ。傘の縁に緑色の蛍光タンパク質(GFP)があり、UVライトを当てると緑色に発光する。毒の強さ:弱。
ハナガサクラゲ(刺胞動物門ヒドロ虫綱淡水クラゲ目ハナガサクラゲ科)。本州中部から九州沿岸のやや深い海に春から初夏にかけて見られる他、ブラジルやアルゼンチンの海にも生息している。

傘径は10~15cm。傘の外側には触手による黒ずんだ縞模様があり、傘の表面から短い棒状の触手が飾りのように生えていて、触手の先端部分は桃色や黄緑の蛍光色を呈している。毒の強さ:強。(9月12日撮影)
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