
加茂水族館(山形県鶴岡市)で飼育・展示している有櫛(ゆうしつ)動物門のクラゲたち。
多くのものは無色透明で、組織のほとんどは水分でできており、球形や楕円形に近い形のものが多い。刺胞動物門のクラゲのように傘の部分を広げたり窄めたりすることによって水中を泳ぎ回るのではなく、櫛板列と呼ばれる体表の8本の筋にある繊毛を動かして泳ぎ回る。櫛板列は光を反射して、ネオンサインのように輝いているかのように見える。クシクラゲ類とも呼ばれる。(↑写真はウリクラゲ)
ウリクラゲ(有櫛動物門無触手綱ウリクラゲ目ウリクラゲ科)。
世界の海に広く分布する。体長は大きな個体で15cmくらい。体は瓜形で寒天質の淡紅色をしている。毒の強さ:無毒。
シンカイウリクラゲ(有櫛動物門無触手綱ウリクラゲ目ウリクラゲ科)。
姿はウリクラゲに似ているが、ウリクラゲは比較的浅い水域に生息しているのに対して、シンカイウリクラゲは水深500mを超える深海に生息している。毒の強さ:無毒。
カブトクラゲ(有櫛動物門無触手綱カブトクラゲ目カブトクラゲ科)。
日本近海の固有種。傘径5cmくらいに成長する。戦国武将の兜のような形をしていることから、この名がついている。毒の強さ:無毒。
キタカブトクラゲ(有櫛動物門無触手綱カブトクラゲ目カブトクラゲ科)。
水深500m以上の水域に多く生息する。櫛板列が口のところまでしかないなどで、カブトクラゲと見分けることができる。毒の強さ:無毒。
トガリテマリクラゲ(有櫛動物門有触手綱フウセンクラゲ目トガリテマリクラゲ科)。
北海道以北の海に分布。最大6cm。2本の触手を用いてオキアミなどを捕食する。ただし、有櫛動物には刺胞がないため、触手に触れても刺されることはない。毒の強さ:無毒。(9月12日撮影)
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